こんにちは。
紹介制のゲーム実況コミュニティ ゲーム実況ラボのトミです。
今日は、人気アニメのゴールデンカムイを見て、作品の要素の観点から、成功率を高める方法を考えてみました。
目次
人気アニメのゴールデンカムイを見て、作品の要素の観点から、成功率を高める方法
もちろん、成功率を高めるには、作品が面白いという絶対条件があるのですが、誰にとっても面白いことを最高の成功とした場合、多くの人に面白いと思ってもらえる要素が必要になります。
それでは、ゴールデンカムイの面白さを高めている要素を拾ってみましょう。
ゴールデンカムイはジャンルで言えば、歴史フィクションだが、どれだけの要素があるの?
ゴールデンカムイはジャンルで言えば、歴史フィクションになります。
しかし、歴史フィクションというジャンルではありますが、その物語を構成する要素を上げてみると、その数に驚かされます。
派手なバイオレンス、アイヌを主題にした異民族とのつながり(交流)、民族差別、北海道を舞台にした自然と美しさや動物との繋がり、土方歳三や永倉新八が登場する幕末新選組、203高地などの日露戦争、明治特有の胡散臭い人々が織りなすブラックギャグ、アイヌの土着武器や土方歳三の和泉守兼定から当時最新のガトリングガンまで豊富でかっこいい武器の世界、美少女主人公アシリパの少女育成、アイヌ食と和食を楽しむグルメ、そして隠された金塊をとりまく壮大で重厚なサスペンス、インディージョーンズさながらのアクションシーンなど、ぱっと思いつく限りでも大多数です。
各要素を愛するファンそれぞれの心に刺さる内容
つまり、ストーリーを読むにつれ、これらの様々な要素がそれぞれ関連して登場するので、各要素を愛するファンそれぞれの心に刺さる内容になっています。
言い方を変えれば、視聴者ごとに感動するパートが違うが、どの視聴者も楽しめる点で、成功確率を確実に高めていると言えます。
要素同士の掛け算で新たなクリエイティブを生み出している
さらには、これらの要素から生まれてくる、例えば、「異民族」×「差別」×「少女育成」のような掛け算など、作者サイドとしても面白さを引き出せる想像力を生み出しやすいメリットがあります。
一方で、多くの要素を使うからには、それぞれのファンをできるだけ最後まで楽しませる必要があり、一歩間違えると各要素をバラバラに散らかしてしまう難しさもあります。
多くの漫画やアニメに共通するポイントは幅広い要素を織り込むこと
とはいえ、最近成功している多くの漫画やアニメに共通するポイントとして幅広い要素を織り込むことで、ファン層を拡大して、成功確率を確実に高める努力をしていることは間違いありません。
成功率を高める要素の発想をゲーム実況に当てはめて考えてみた。
ゴールデンカムイと同じように、ゲーム実況では、ゲームに含まれている様々な要素を数えることができますが、これに加えて、実況者本人が持つ要素が加わります。
つまり、実況するゲームを選択する場合に、「このゲームにどんな要素が含まれているのかを分析してみること」が大切ですが、その前に、「ゲーム実況者である自分にどういう要素が含まれているのか」についてもリストアップしてみるといいです。
リストアップした項目を掛け算してみると、「どんな新しいクリエイティブな要素を視聴者に提供できるか」を検討して、ゲーム実況の面白さを引き出すことができます。
様々な要素を掛け合わせて作られる映像こそ、自由でクリエイティブな雰囲気が生まれる
ゴールデンカムイを見て感じるのは、様々な要素を掛け合わせて作られる映像から伝わる、すごく自由な雰囲気です。
面白い要素を徹底的に掛け算し、それを自由に表現する楽しさ。
作り手のクリエイターたちが一番楽しんでいるのだろうと思える、自由な雰囲気を強く感じます。
想像したものを自由に映像にすることっての最高に楽しい仕事ですよね。
ゲーム実況も実況者が作り上げた世界観が自由であればあるほど、面白い
ゲーム実況も同じで、実況者が作り上げた世界観が自由であればあるほど、面白いです。
ゲームが持っている要素、自分が持っている要素をしっかり掛け合わせて、自由な世界を作り上げます。
自分が持っている要素リストを増やして、自分の成長を見える化する
ゲーム実況の経験を重ねるごとに要素は確実に増やせるので、ゲームが進んだり、クリアしたりするポイントポイントで、自分が持っている要素リストを増やしていくっていうのも面白いかなと思います。
今日はここまでありがとうございました。
ゴールデンカムイについて
『ゴールデンカムイ』は、野田サトルによる日本の漫画。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、歴史フィクション漫画。
アマゾンプライムで視聴できます。